当社は「シルク」に縁がある富岡市に在し、「シルク」にこだわり、特に群馬県産の繭である「ぐんま黄金繭」をふんだんに使用して商品を作成しています。「ぐんま黄金繭」は、名前の通り、黄金の輝きを持った繭で、シルクプロテイン成分を通常の白繭よりも多く含み、髪やお肌のケアに適した素材です。
この「ぐんま黄金繭」を髪のケアやお肌のケアが日常で必要な場面で、使いやすいように商品化しています。
また、当社独自研究から、1つの繭の中で、『どこが「セリシン」や「フィブロイン」が抽出しやすく、含有量が多いのか』を把握しており、髪ケアや肌ケアに最も適した絹糸の箇所を使用して商品を作成しています。
そんな当社の「こだわり」が詰まった商品たちです。1本1本手作りで作っています。
商品を手に取って頂ければ、そんな当社の「こだわり」を感じ取って頂けると思います。髪ケア、肌ケアへの「シルクの力」の効果を、当社の商品から感じて頂けると考えています。
シルク工房GM 群馬県富岡市妙義町下高田3305-6 TEL:0274-73-3076
シルクヘアーブラシカバーはこちらから
江戸時代末期、鎖国政策を変えた日本は外国と貿易を始めます。その当時最大の輸出品は生糸でした。生糸の輸出が急増したことにより需要が高まった結果、質の悪い生糸が大量につくられる粗製濫造問題がおきました。諸外国から生糸の品質改善の要求、外国資本による製糸工場の建設の要望が出されました。
明治維新後、富国強兵を目指した政府は、外貨獲得のため、生糸の品質改善・生産向上を急ぎます。しかし当時の民間資本による工場建設は困難な状況であったため、洋式の繰糸器械を備えた官営の模範工場をつくることを決めました。
この模範工場の基本的な考え方は主に3つでした。1つ目は洋式の製糸技術を導入すること、2つ目は外国人を指導者とすること、3つ目は全国から工女を募集し、伝習を終えた工女は出身地へ戻り、器械製糸の指導者とすることでした。
こうした考え方をもとに雇い入れられたフランス人、ポール・ブリュナの指導のもと、西洋の技術を取り入れた官営模範器械製糸場(富岡製糸場)が設立されたのです。